福祉教育・災害・防災訓練

福祉教育・疑似体験等のご紹介

西区社会福祉協議会ボランティア・市民活動センターでは、福祉教育を行っています。福祉教育とは、地域に住む障がい者や高齢者のことを正しく理解し、偏見や差別のない「誰もが住みやすいまちづくり」を目的とした事業です。
「教育」という言葉を使うと、退屈で難しい授業を想像するかもしれませんが、実際は自分の目で見て、触れて、体験し、考えながら楽しく学ぶことができます。ひとくちに福祉教育といっても内容は様々なものがありますので、いろいろな講座を体験してみてください。学校はもちろん会社や町内会、マンションの自治会などの研修にいかがでしょうか?

みんなでつながろうよ!福祉教育は地域の中でみんなと一緒に!

私には何の特技も無いので福祉教育のお手伝いなんて出来るのかしら?と不安もありましたが、やってみれば技術がなくても見守りや声賭けをしたりするお手伝いだったので、私自身楽しんで参加できました。
学校では、子どもたちが真剣に取り組む姿を見て、とてもほほえましく思いましたし、始まる前の歌でのお出迎えや、終わった後の感想文を読んで、またまた感激!!

ご自身の体験したことをお伝えする語り部など、高齢者も、障がいのある方も、地域に住んでいる誰もが受講者であり、またある時は講師やサポーターで福祉教育に携わることができます。写真やイラストで少しご紹介させていただきますので、興味のある方はビューローまでお問い合わせしてください。あなたの思いやりを届けましょう。

介護

介護は高齢者だけとは限りません。
私たちも病気やけがで一時的でも介護が必要になることがあります。そんな時、家族や地域の方に支えてもらえたら助かりますよね。
また、ちょっとした介護のコツを知っていればいろんな事に役立つこともありますよ。

現在は核家族が進み、祖父母と同居する家庭が少なくなっています。また、比較的元気な祖父母が多いため「介護」という実感も薄いかもしれませんね。
介護する人受ける人、心と身体どちらにとっても負担が少ないように「介護」について一緒に考えましょう。また、認知症についても理解しておきましょう。(認知症講座は小学生でもわかりやすくした内容でお伝えいたします)

介護

盲導犬

ぼくの仲間に介助犬・聴導犬も活躍中ですねんワン!
癒し系のセラピー犬もよろしくね!!

手話

聴覚障がい者の方たちも、携帯電話の普及で外出もしやすくはなったけれど、災害時の停電など緊急事態には、情報収集が困難になります。やはり周りの方の助けが必要になります。

盲ろう者

目と耳の両方に障がいを持っておられる方を「盲ろう者」と呼んでいます。「ヘレンケラー」のような方たちで日本にも約2万人前後いると推定されています。ボランティアさんの支援を受けながらお一人で生活されている方もいらっしゃいます。
この方たちのコミュニケーションの取り方は、手話の形を手でさわって読み取る「触読手話」や盲ろう者の指を直接たたく方法の「指点字」などがあり、盲ろう者の見え方と聞こえ方やこれまでの生活によって、それぞれにあったコミュニケーション方法をもちいています。

内部疾患

心臓の病気などにより、「ペースメーカー」を体に埋め込んでいる方や癌などの病気で「人口肛門」を付けておられる方など、目には直接見える病気ではありませんが、私たちのまわりには、内部疾患をもった方がたくさんいらっしゃいます。
電車に乗った時「携帯電話の使用は周りの方のご迷惑にならないように」とアナウンスされています。「ペースメーカー」を付けている方にとっては携帯電話などの電磁波により器械が誤作動を起すため大変危険な状態になってしまいます。配慮が必要ですね。

学習障がい・アスベルガー障がい・注意欠損多動性障害・躁うつ病・発達障がい

障がいについても、わかっている障がいもあれば、あまり知られていない障がいもあります。私たちは障がいのあるなしに関わらずいろんな方と共存しています。
人間は決して自分一人で生きていくことはできません。人と人が関わりをもちながら共に生きるということが、社会で一番大切です。一人一人の違いを理解し、偏見や差別をもたず、お互いに助け合いながら誰もが幸せに向かって進めるように、人権や福祉のことについて学ぶことは必要不可欠です。
難しく考えないで身近な地域の中で出来ることから始めてみましょう。
まずは、偏見や差別を持たないことから心がけてみてはいかがでしょうか?
チャンスがあれば「精神保健福祉ボランティア養成講座」に参加して精神障がいについて一緒に正しく学びましょう。

もしかして『心の病気』はほとんどの方が経験しているかもしれませんね。気付かないまま通り過ぎているのかも?
でも、自分の中で抱えきれない心の病気になった時は、なかなか相談し辛いし、理解してもらうまでに時間がかかり、病気も悪化するケースがあります。
また、実際に体の自由を奪われているのに、検査しても検査結果では異常なしと診断され、まわりからは「なまけもの」と誤解されてしまうことこともあり、当事者も家族も辛い思いをしています。

一人で悩まないで!勇気をだして相談してください。

災害時対策

あなたの避難場所はどこかご存知ですか?
いつ起こるかわからない緊急事態に備えて日頃から家族や地域とのきずなを深めておきましょう。

阪神・淡路大震災では、家屋の下敷きになった方の9割が家族を含む近隣住民による救助だったそうです。
また、東日本大震災でもある地域では、中学生が小学生の手を引いていつもの避難場所よりもうひとつ上の高台に避難したことで全員が助かった事例があります。日頃の訓練と中学生の機転の成果です。
定期的な訓練を地域のみんなで取り組むことが大切ですね。
年齢に応じて楽しく学ぶ講座を企画してみませんか?

災害は国内に限らず世界のあらゆるところで発生しています。また、戦争も地球のどこかで起こっています。そこには多くの方が犠牲になっています。
「命」「生きる」ということを考えてみましょう。


こんな経験はありませんか?

体調不慮やけが等で、こんな体験した事ありませんか?人ごとではありませんよ、こんな時誰かに親切にされると嬉しいですね、そしてあなたの勇気が尊い命を救うことにもなります。


サイト内検索