介護予防事業
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介護予防ってどんなこと?
介護予防とは、『介護が必要な状態になることをできる限り予防し、自立した自分らしい生活が送れるようにする』取り組みのことです。
「自分は元気だから今のところ必要ない」と考えている方も、元気なうちから介護予防に取り組みましょう。
介護予防事業とは?
大阪市の介護予防事業には、次のようなものがあります。積極的に参加しましょう。
通所型介護予防教室
① 介護予防教室(選択型)
専門の講師による運動マシーンを使っての個別指導!
短期間で集中して体力・筋力低下の予防や不安定な動きの改善、身体機能の維持・向上を図る等のトレーニングを行う介護保険サービスの一つです。
事業対象者:要支援1・2の方、チェックリスト該当者
場所:西区社会福祉協議会
※週1回 90分(全14回)
② いきいき教室(閉じこもり等予防教室)
地域の身近な場所に集い、体操やゲームで体を動かしたり、歌・音楽などのレクリエーションや手工芸等を通じて地域の仲間と語らい、こころとからだの元気を高めます。
対象者:65歳以上の方
場所:各地域の会館で行っています
※頻度および期間 月1回
なぜ介護予防が必要なのでしょう?
高齢者が介護を必要とする原因は、高齢による衰弱や骨折・転倒、関節疾患など、生活機能の低下 によるものが多くみられます。これらは、からだや頭を使わない不活発な生活が原因で起こりやすいことから「生活不活発病」とも呼ばれており、高齢になるほど増える傾向にあります。
「もう年だから」「おっくうだから」といってからだを動かさなかったり、「食欲がないから」といって食事を抜くなどちょっとしたことが原因で、筋力やバランスを保つ力が低下し、転倒しやすくなります。転倒して骨折すると、そのまま寝たきりの状態になる危険性が高まります。 また、人との交流や会話が減ったり、何でも人に頼るなど、頭を使わない生活をしていると、認知症につながることもあります。
生活機能をチェックしてみましょう。
「基本チェックリスト」はご自身の生活や健康状態をチェックし、介護予防に役立てていただくものです。
足腰の筋力に関する運動器の機能、栄養状態、かむことや飲み込みに関する口腔機能などの質問に答えることで、心身の状態がチェックできます。「はい」「いいえ」の前のある数字に○をつけ、「1」の個数をそれぞれの項目欄に記入してみましょう。
基本チェックリストを実施したら…
基本チェックリスト回答欄の「はい」「いいえ」の前にある数字の「1」の個数を数え、次のア~ウに該当しているか確認しましょう。
ア.質問No.6~10(運動器の機能に関する項目)の合計が3個以上
イ.質問No.13~15(口腔機能に関する項目)の合計が2個以上
ウ.質問No.1~20(生活機能全般)の合計が10個以上
ア~ウのいずれかに該当する方
65 歳以上で要介護・要支援の認定を受けていない方は、からだの機能を高めるために、介護予防教室への参加をおすすめします。
介護予防教室に関心のある方は、お住まいの地域を担当する地域包括支援センターや各区保健福祉センター等にご相談ください。
ア~ウのいずれにも該当しない方
今後も生活機能が低下しないように、地域のさまざまな行事に参加するなど、活動的な生活を続けましょう。